株式会社スミトロニクス
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入社時の配属はリスクマネジメント部で、与信管理や契約書のチェックを行っていました。4年間経験した後、海外トレイニー制度に応募し、2016年スミトロニクス・インドネシアへ赴任。管理責任者のもとで経営に近い「現場」を経験していました。そして、トレイニー期間中に、インドネシアで合弁出資していた工場を子会社化することとなり、私はそちらの工場へ異動することになりました。本来であれば、2年間のトレイニー期間を満了し、日本へ帰国するのですが、工場を子会社化したばかり等、様々な事情が重なり、私は海外トレイニーから駐在員へ切替えとなり、そのままインドネシアに駐在しています。「製造現場」を肌に感じながら、日々楽しんでいます。

工場では「生産管理」を担当していますが、全くの未経験の分野であり、私にとっては大きな挑戦でした。そんな私に確立されていないオペレーションを定着させることは、容易なことではありません。工場では1000人が勤務しており、各チームも100人の大所帯です。彼ら彼女らを動かし、組織をマネジメントすることの大変さを学びました。自身の知識や技術を向上させれば対応できることではなく、経験や価値観の異なる現地のスタッフのパフォーマンスを上げ、モチベーションを維持することは本当に難しい。日本人の考えを押し付けるのではなく、根気よく時間をかけ、理解者を増やしながら業務改善を進めてきました。その結果、余剰在庫を削減することができたのは大きな成果です。今後は、自分がいなくても機能する組織にすること、また、業務改善が進む環境を作ることを目指しています。それが達成できたら、私自身は、さらに厳しい環境に身を置いて、新拠点の立ち上げ等新しい挑戦をする中で、自身の成長を実現したいと考えています。

学生時代にバックパッカーとして世界中を旅しながら、歴史や文化等背景の違う人々との出会いに刺激を感じていました。旅行者としてではなく、現地で生活をし仕事を通じて関わることで、もっと彼らを深く理解したいと思い、「海外勤務」を就職活動の軸にしました。そのうえで、自分が成長できる環境があること。スミトロニクスへの入社を決めたのは、グローバルに事業展開をしながらも、会社の規模が大きすぎないところ。社員が100人程なので、海外勤務と成長を実現するチャンスが多いのではないかと思いました。

入社前に海外での仕事を希望していましたが、まさか工場で生産管理の仕事をするとは思いませんでした。それが最大のギャップですね。大学では物理を専攻していたので畑違いの仕事ですが、新しい知識を身につけられる絶好のチャンスだとポジティブに捉え、楽しんでいます。私は70点のものを80点90点にするより、20点のものを50点70点にする方が楽しいと考えるタイプです。新しいことに取り組むと、自分の力でできることが増えていくことを実感できます。次々と未知の分野に挑戦して、成長し続けられる環境に恵まれていることは本当にありがたいと思っています。

入社時に住友商事グループ会社の合同研修を受講するため、他のグループ会社の同期と繋がりを持つことができます。また、配属後も研修プログラムが充実していて、基礎知識から専門分野のテーマ別研修など、様々な研修が受講できスキルアップできるのは大きなメリットです。インドネシアに赴任した時に、一番役に立ったのは契約書の実務に関する研修でした。ゼロから契約書を締結する時に、何が必須条件なのかをすぐに理解できたのは、この実践的な研修のおかげです。

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